「お食事処 あしずり」・「愛媛グルメ紀行」 944

今日は遥々(はるばる)、高知県”土佐清水市”にやって来ました。(実際に訪問したのは、5月の連休中、5月5日)


ここまで足を伸ばした理由はダダ一点、”本当に旨い”ものを食べたいという一心からです。


土佐清水市に、”旨い清水さば”を食べさせるお店が2軒あるということを、風のうわさで聞いたような・・・・・。連休中でしたから、仕事はありませんでした。

父母句碑1
松山の自宅を午前7時に出て、高速道路を南下しました。途中”宇和インターチェンジ”で一旦高速道路を降りて、実家がある西予市”野村町”に立ち寄りました。


実家(今は誰も住んでいない)の300坪余りの敷地の雑草退治と、樹木管理を頼んでいる方にお礼をお支払いするためと、野村ダムの”朝霧湖湖畔”にある今は亡き”両親の句碑”を詣(まい)る為です。


画像正面の句碑が、二人の”辞世(じせい)の句碑”です。野村川柳会の方々のご尽力で建てて頂きました。二人は松山市の石手寺霊園とこの地に、2つの墓碑銘を持ちます。

道先案内2
さて”土佐清水市”行きですよ!ワタシは初めて”カーナビ”が付いた車を買いました。その”カーナビ”を頼りに、高速道路の終点”津島”で国道56線に降りて、一心に南下していました。信頼しきっていたんです。


ところが、ドンドンドンドン山の中に分け入って行くではありませんか!そしてこの時点でやっと、”カーナビがフリーズ”(固まる)していることに気が付いたんです。カーナビの画面が動いていませんでした。”道に迷って”山中深く彷徨(さまよ)っていたんです。


途方に暮れていますと、その”林道”でバイクに乗った地元の方とスレ違いましたので、車を停めて道をお尋ねしました。


すると「アンタは、土佐清水市の方向とは逆の方向を走っとるよ!私に付いて来なさい、土佐清水市に向かう分岐点まで案内してあげる!」っと・・・・・。画像は”道案内”されている様子です。

お食事処あしずり玄関3
結局、アレコレあって目的地(第一候補)のお店、”お食事処 海鮮館”に到着したのが午後1時14分でした。この”お食事処 海鮮館”は地元の漁協がやっておられるそうですが、肝心の”清水さば”をがこの日は揚がっていないという。


そこでこのお店のもう一つのウリらしい、”スマガツオ”があるかどうか?聞いいてみた。ところが、それも水揚げされていないという。ここまで来て、イカの刺身定食では・・・・・っと思い、目的地(第二候補)のお店の引き返して来ました。


そのお店が”お食事処 あしずり”です。画像はその玄関。この時の時刻が、午後1時34分。家を出てから、実に”6時間半”掛かっていました・・・・・・・・・


普通の方だと、どうやら3時間余りで着くらしい。実家に立ち寄って1時間のロス、そして山中を彷徨って2時間半のロス・・・・・「遥々遠くに来たもんだ・・・・・・・」っと。

メニュー4
連休中ということもあって、お店は満席。玄関脇で立って待っている家族連れやグループがいましたが、ワタシは一人でしたので滑り込みセーフでした。


メニューを見ました。あった!”さばさしみ定食”が!そこでお店の方に「”清水さば”は水揚げされていますか?」っと息せ切ってお尋ねした。


するとお店の方、満面の笑みで「ええ、揚がっていますよ!」っと。6時間半掛けて、やっと目的のものを頂ける!


お聞きすれば、このお店の業歴は創業以来”54年”だそう。”老舗中の老舗”でした。


地元の漁協でさえ、日によっては手に入らない”清水さば”をちゃんと、安定的に確保出来るルートを持っておられるのでしょう。

清水さば刺し身定食5
さあこの画像が、待ちに待った、探しに探した、遠くまで足を運んで食べに来た待望の”清水さばのさしみ定食”です。(このお店では単に”さばさしみ定食”と呼んでおられます)お値段、1300円(内税)です。


さば”は”生き腐れ”すると言って、中々生で食べるチャンスがありません。だから”〆鯖”にしたり”塩焼き”にしたり、”鯖の押し鮨”を作ったりして食べる魚です。


それが””の状態で目の前に出されました。これはワザワザ6時間半(普通の人なら3時間)掛けて現地に来なきゃ食べられない。それだけの価値は十分あると承知の上で、朝家を出ております。(マサカ6時間以上掛かるとは思っていませんでしたが)

小鉢6
画像は”小鉢”です。湯豆腐に何やら掛かっていましたが、それが何なのか?は確認しませんでした。


とにかく、目の前に並んだ”清水さば”を早く食べたかったんです。


土佐清水市に入りますと、道路のあちこちに”清水さば”の”ノボリ旗”がはためいていました。大分の”関さば”や、佐田の岬で穫れる”岬さば”(これを”はなさば”と呼ばせます)のような、”ブランドさば”という事でしょう。

清水さば刺し身7
まあこの”清水さば”の色艶を、間近で見て下さい!


艶やかに輝いているではりませんか。「オッチャン・・・・トークからヨーー来たね!」って言ってくれたような・・・・・


一切れ箸で取って・・・・・・っと思いきや・・・・

清水さば刺し身8
画像の”清水さば”、余りの弾力に、箸で掴(つか)みにくいんです。箸で掴もうと思っても、生のさばの弾力で、箸が押し返されるんです。


こんな経験、初めて!ですよ・・・・・・。「う~~ーーーん・・・・」、唸る他ありません。


でもう一度、しっかり指で箸を持ち直し、かろうじて”さしみ”を掴んで、醤油を付けて食べてみた・・・・・・・


ネットリしていて・・・・・・甘~~い!しかも、鯖特有の”青魚”の味、それが実に”濃厚”なんです」

清水さば刺し身9
6時間半(この日、往復で450kmを走破しました)の疲れ等、一瞬で吹っ飛んじゃいました。


ここでしか味わえない味を”堪能”しました。「もう一度、昼飯を食うだけの為に6時間半掛ける気はあるか?」っと問われれば、「エエ、あったりまえジャイ!おおアリよ!但し今度は道に迷わんよう、3時間で来たい!」ってそう答えます。


なお、この日家に着いたのは午後7時でした。往復で、ナントなんと何と・・・・”12時間”掛かった・・・・・・ワタシは”馬鹿”でしょうか?

完食10
見てください!”米粒”の一粒も残していないでしょう!!!”刺し身のけん”(千切り大根や大葉)も、最後の一筋まで食べました。


なお、”刺し身のつま”とも言いますが、この様な”千切り大根”の場合は、正しくは”刺し身のけん”で、(=鋭く細長いと言う意味です)そりゃあ当然でしょう、旨けりゃ、残せる訳がありません。


確かに疲れはしました。かつて、50代の頃、妻と一日800kmを車で走って、観光したこともありますが、もうこの歳になりますと、この日の走行距離が限界です。


でも芯から”満足”できた一日でした。




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No title

じゅん様、初めまして。
毎日じゅんさんのブログ、Twitterを見て楽しんで知識を頂戴しています。
私は松山から土佐清水に向かう途中で通ったであろう愛南町に住んでいます。
遙々土佐清水までお疲れ様でした。
私も月に1、2度仕事で土佐清水まで行ってますが、清水さば美味いですよね。あの弾力は他では味わえないと思います。
あと土佐清水で外せないのが西村のペラ焼きです。
ご存じかもしれませんが薄いお好み焼きのような物なので、広島焼きのように薄く生地を鉄板に広げジャコ天(南予、幡多地方では天ぷら)を1cm角ほどに切った物と青ネギを刻んだ物だけが具になってます。その上に卵を割り入れひっくり返せば出来上がりです。
ソースは辛、普通(ウスター)、甘(おたふく)か醤油で食べる事が出来ます。私は半分ずつ醤油とソースで食べてます。
素朴ですが何ともホッコリする味です。
焼いてるおばちゃんが凄いのは鉄板の温度を炭火で行ってる事です。客側にいても炭火からの熱が足元に伝わってきますので冬場は良いでしょうが、夏場はおばちゃんは地獄のようだと仰っていました。
また愛南町は四国一のカツオの水揚げがある深浦港があり、その漁港に併設されてます市場食堂では時期になれば、びやびやカツオ定食が朝9時くらいから食べる事が出来ますので一度食されては如何でしょうか?魚が若干苦手なじゅんさんでも大丈夫だと思います。
ただし市場食堂は(土)休みなのと毎日水揚げがあるわけではありませんので電話での確認をした方が良いです。
長文になりましたが、これからもブログ、Twitter楽しみにしてます。

コメント

南国くじら様

初めてのコメント、ありがとうございました。しかも愛南町にお住まいの方が、私のブログとツイッターを見て頂いていた。

遥々土佐清水市まで行った甲斐があったというものです。清水さばの、あの弾力は実際に食べてみないと分からないことですね。

愛南町のびあびあカツオもシーズンインしましたね。ええ、もちろん一度た食べてみたいと思っています。遠いところは厭わないので、ぜひシーズン中にチャレンジしてみますね。

今日は遠いところからのコメントありがとうございました。励みになります。

朝霧湖

こんばんは

自分は、5/3に朝霧湖マラソンで朝霧湖の周りを走っていました。
人生でハーフは3度目で、朝霧は初めてでした。(後の2回は松野の桃源郷です)
前半の上り坂が長くて大変でしたが、後半に上りの坂が無かったので走りやすかったです。
来年も是非、朝霧に行きたいです。

来年は

ふなこ様

そうでしたか!「朝霧湖マラソン」で走られた!!凄いですねーーーー!

走ることは最も不得意でしたので、マラソンに参加されるというだけで、敬意を表します。

来年、再び「朝霧湖マラソン」に参加された折は、是非私の両親の「墓碑銘」を見てやって下さい。「朝霧湖公園」の一番目立つ場所にありますので。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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