「萌家(もえぎや)」・「愛媛グルメ紀行」 984

今日からは、妻がリハビリに専念できるまで回復できて、ワタシが妻の傍に張り付いていなくてもいい環境になりましたので、今までの”通常のブログを再開”します。


先ず最初の頃の記事は、妻が緊急入院する前の取材していたアップ予定記事をアップして行きます。それが終わると、妻の入院以降の取材記事になります。


まだ妻が自宅に帰っている状態ではありませんので、以前のように自由に遠出した取材は出来ません。近場のお店で、しかも取材の度合いが薄い記事が当面続くと思います。通常のペースに戻るまで、しばらく薄い記事でご勘弁下さい。


今日はブログの読者さんから頂いた情報で、三番町7丁目にある”萌家(もえぎや)”さんをお訪ねしました。もちろん、初めての訪問です。


最近は、概ね9割以上が読者さんから情報を頂いたお店を訪問しています。


ワタシに情報を頂いた読者さんは、かなり古くからコメントを頂いている方で、このお店にはよく行かれるそうです。

玄関1
こちらが三番町通りに面したお店です。今日はこのお店の店名由来からお話しましょう。食事中に、例によって創業年と”店名由来”を店主さん兼板さんにお尋ねしました。


すると、この地で既に18年。市民病院の近くで開業された時から言うと、もう40年近くになると言われます。そして、店主さんに何時もどおり”店名由来”をお聞きしました。


すると「イエ・・・・・特別の由来があるわけではないんで・・・」っと言葉を濁されました。でもワタシには直ぐに”店名の意味”が浮かびました。


この画像の、店名を染め抜いた大きな暖簾(のれん)の色が”萌(もえぎ)”色なんです。”萌黄色(もえぎいろ)”とも書きます。日本の伝統色で、春に萌(も)え出る草の芽の色です。鮮やかな黄緑色系統の色で、これからいざ大きな花を咲かせようという色なんです。


そこにワタシは、店主さんの創業時の深い思いが込められていると見取ったのです。

本日の日替定食メニュー2
この画像は、玄関脇に掲げてある”本日の日替定食”の内容です。


ランチタイムには、お客さんの99%が注文されるのではないでしょうか?


この内容で”650円(内税)”ですよ。近隣のサラリーマンさん達の救世主的な内容と値段でしょう。ワタシは午前11時30分にお店に入りましたが、入れ代わり立ち代わり、お客さんが途切れません。

夜のメッセージが
店内の壁に掲げてあるメニュー表を見ると、夜は一杯飲み屋さんに代わるようです。


昼も夜も、近隣のサラリーマンさん達の憩いの場となっているのでしょう。


駐車場は用意されていませんので、皆さん歩きの客ばかりです。

日替定食4
さあて、この画像が”本日の日替定食”ですよ!どーーーーです?実に堂々としたものではありませんか!


この内容で650円(内税)ですよ。涙が出ちゃいそうになりました。


店主さん「こうやって、もう40年近くやってきました。だのに、お金はちっとも残っとらんのです!どーゆーことですかね?」っと。


「この内容でこの値段なら、そりゃあモー”奉仕の世界”ですよ!お金は貯まらないでしょうー!!」っとワタシ。


「そう言って頂ければ、嬉しいです。もーー、ずーーーっとこれでやってますから!」っと店主さん

ハモフライ5
この画像が、この日のメインディッシュで”ハモフライ”です。


鱧(ハモ)”は、初夏から夏が旬の魚です。きちんと”旬の魚”を使われて、そしてこの値段で抑える。


店主さんの並々ならぬ努力が、滲みでたお料理ではありませんか。


”鱧(はも)”は、きちんと骨切りされていて、ふっくらと揚げられています。上品な味でした。

味噌汁6
味噌汁だって、きちんと出汁をとられていますので、味噌の風味が活きています。


手抜きされない姿勢は、こういう汁物でよく分かります。

五目豆7
こちらが”五目豆”です。


大豆、人参、ごぼう、コンニャク、昆布が煮られていました。


材料ここそ特別な素材はありませんが、健康面に配慮されたメニューですよね。店主さんのメッセージが伝わります。

冷奴8
この”冷奴”だって、ただ単に、豆腐を切り分けて醤油を掛けたものではありません。


刻みネギを散らし、大根おろしはもみじおろしに、そして醤油ではなく出汁が掛かっています。


一手間余分に掛けるという姿勢が、40年近くの歳月、近隣の方たちの心と舌を捉えられているのでしょう。

漬物9
客の目の前で、仕入れたままの業務用ビニール袋から、漬物を無造作に取り出して皿に入れて出された”老舗割烹”も経験しました。


そのお店は、このお店の数倍の値段を取ります。客を舐めてはいけませんよね。


こうやって、ありふれてはいるけれども、3種の漬物を揃えられた。嬉しいですね、このさり気なさが。

完食10
そりゃあ舐めるように完食しました。店主さんの”心意気”を残せないじゃないですか。


ここでツイートした時の添えた、都々逸(どどいつ・・・もどき)を店主さんに捧げたいと思います。


萌黄(もえぎ)に込めた

   店主の気持ち

     若き新芽が

       今吹いた



なお昨日妻は、”リハビリ専門病院に転院”し、これから年末までの自宅帰還を目指してリハビリ生活が始まりました。これからの道のりも、決して容易ではありませんが、命の行方に心痛めていた時期から言いますと、まるで””のようです。


ここまで実に多くの方々に励ましの言葉を掛けて頂きました。改めまして、それら全ての方に”深い感謝の念”を表したいと思います。本当に本当にありがとうございました。



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和食の良さ

じゅんさん、おはようございます。そして、ブログの再開〜嬉しく思います。その1回目に、和食を持って来るところが〜じゅんさんらしく思いました。メインの 「 鱧 」ですね。鱧は、骨の処理をきちんとしないと〜厄介ですが、フライにしているので、その辺もバッチリですね。旨いと思います。お豆さんに、冷奴有りの〜三種のお漬物まで、うんじゅんさん納得ですね。綺麗に頂いたじゅんさんの食べっぷりには〜あっぱれ❗️でしょうね。( 私も、ご飯粒一粒でも残したら、目が潰れるって聞いた世代なので… 要するに、物を粗末に出来ない。) 作って頂いた方への礼儀ですからね。この料理を、噛み締めながら〜自然に微笑んでいるじゅんさんが、浮かびました。朝一ごちそうさまでした。奥さんのリハビリ、ぼちぼちいきましょう。

ありがとうございます

むらちんさ
朝一のコメント、ありがとうございます!
今朝食を食べさせ、病室迄帰ってきました。今日から1日3時間のリハビリ生活が始まります。ボチボチやりますね。

さて、このお店感動しました。驚くほどの割安さに加えて、味がいいんです。更に、バランスがとれています。板さんの心がこもっていることがビンビン伝わります。このお店も、読者さんの情報です。ありがたいですよね〜!

おはようございます

おはようございます(*^_^*)

ハモフライですか(*^_^*)
ここ中津はハモの有名な料亭があるんですよ。数店舗。片岡鶴太郎さんも来られて墨絵を描かれて。
我が家でもハモ天をよく作りますよ。二日前にも。
フライだとこどもにも好まれそうですね。
美味しそうでお値段もお優しい価格。

ブログも戻られましたね。
お正月はいい元旦が迎えられるように頑張ってくださいね。

戻りました

コンチャ様

連日のコメント、ありがとうございます。やっとレギュラーのブログに戻れました。しばらくは、近場での記事が中心となりますし、ゆっくり落ち着いて観察する余裕はないかもしれませんが、とにかく再スタートが切れました。

鱧は、京都で食べたことがあって、梅肉和えで食べましたが、私は酸っぱい味が苦手なので、このお店のようにフライにしてもらえるとありがたいですね。
そして鱧を使ってこのお値段ですから、店主さんには頭が下がります。

あり

いっしゅう様

何時も情報提供ありがとうございます。ご指摘のあったところは、早速訂正しました。私はどこまで、そそっかしいのやら!

「河豚のコース」ですか!いいですねーー^^私、河豚は特に好きですから。
そうですねーー、何時か一杯やりたいですね。番号登録しましたから。
妻が落ち着いたら、是非に!
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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