「今治 大島  千年松(後)」・「愛媛グルメ紀行」 1,028

今日も昨日に続いて、今治市大浜の老舗”いけす料理・海宿”の”千年松”さんの後半を記事アップしましょう。


この記事で、今年の”じゅんのつぶやき”は終わりです。明日からの”お正月”の記事・・・・・何にしよう?未だ決めていなくて迷っています。今夜は紅白歌合戦なんて見ないで、考えよ~~っと!


今年の”愛媛グルメ紀行”は、今年1月6日にアップした「味暦 正生」(あじごよみ しょうぶ)」さんからで、それが855号でしたから、今年はこのシリーズを174回アップしたことになります。


今年は”愛媛グルメ紀行”も念願の延べ”1,000号”に達しましたから、記憶に残る年になりました。

名物 炮烙焼き12
さてこの画像は、”名物 炮烙焼き”(ほうろくやき)と呼ばれるものです。”炮烙焼”は本当かどうかは知りませんが、水軍船上戦食であったとも言われています。


時は戦国時代”来島村上水軍”・・・戦下の手投げ弾として”炮烙球”(ほうろ くだま)というのがあった。陶器でできていました。そこから”炮烙”(ほうろく)というのはきているという。


炮烙”という陶器製の器に、真っ赤に焼けた石を詰め込んでそれを縄で縛って、敵の船の甲板に投げ込んで船を炎上させる武器だったんです。


この大皿の上に見える黒い石が、”炮烙”に入れた石です。南洋の島々にも、海岸の砂に穴を掘って、その穴に魚介類を入れてバナナの葉で蓋をして、その上に赤く焼いた石を乗せて蒸し焼きにする料理法がありますが、それと同じ原理です。

鯛の頭13
などとワタシが思いを巡らせていると、今度は”鯛の頭”に文句を言われちゃいました。


「おいおい、爺さんよ!ああじゃこうじゃ、小理屈言う前に黙って食えよ!冷めちまうじゃねえか!!」って。


「タクーーーー、”火あぶりの刑”になってる俺らのことも、チッターーー考えてくれてもよかろうがーー!!俺っちは、熱々をお前さんに食わしてよーー、それでアチチチなんて言わせて、あんたの舌に俺っちの熱さを分からせたいのよーー!」っと。

車海老炮烙焼き14
ソーーーヨ、ソウソウ!!」って合いの手を入れたのが、画像の”海老ちゃん”でした。


「おっちゃん!”エビ反り”って言葉知っるよネーーー・・・。でもねーー、”エビ反り”って本当は背中に竹串が刺さってたって知ってたの?え~~~~???何とか言ってよ!おっちゃんてばサーーー!」


「いえ、存じませんでした、はい」っと、ワタシがうなだれ背中を丸めた途端「おっちゃん、その瞬間背中に竹串刺さるのよーーー、背中丸めちゃダメ!!」って忠告してくれた2尾の”海老ちゃん”にお礼を言って、背中に刺さった竹串を抜いてあげました。


もちろん・・・・・食べる為に・・・・・ハイ。

平目天ぷら15
もうこの辺まで来ますと、頭が混乱してしまって目の前に次々と出される料理に、箸が伸びなくなってしまいました。


例えばこの画像、先ほどの(昨日の)”平目の天ぷら”なんですが、”来島の青首”って異名をとるって自ら名乗った”平目族の大将”の声が頭に中にこだましてくるんです。


結局この皿には一切手もつけることができませんでした。

鯛飯16
それを見かねた”Xさん”、「女将さん、この辺りで〆の飯にいきましょう!」って、ありがたい提案をしていただきました。


そこで出されたのが、今治名物の”鯛飯”です。実はもうお腹はパンパンに張っていて、米の一粒も入りゃあしない!って思っていたのですが、アレレレ不思議です。


この茶碗の”鯛飯”をペロリと平らげちゃった。お代わりまでしそうになりましたが、辛うじて思い留まりました。

鯛の潮汁17
そしてこの画像が、”鯛の潮汁”です。


実に薄味で仕上げてありましたので、とことん”鯛の旨味”を味わう趣向でした。

りんご生ジュース18
このお店には、その季節ごとに”生ジュース”を出されるのだそうで、画像は洋梨から切り替わったばかりの”りんご生ジュース”でした。


口の中の魚の匂いをさっぱりと洗い直してくれて、気分も一新させられました。


Xさん”は、このお店の隠れた名物でもある”生ジュース”のことまで調べられていました。本当に頭が下がります。

ツーショット19
さてこの画像も”Xさん”の提案です。「女将さん、この方はじゅんさんって言われるんやけど、ブログを書いておられるんよ!良かったら女将さんとのツーショットの”画像”を撮らせていただいて、じゅんさんのブログにアップさせてもらえんやろか?」って、このお店の”名物女将”に頼み込んで頂きました。


それがこの”ツーショット”です。お恥ずかしい。この”Xさん”の提案はありがたい反面、ワタシの画像で皆さんに”面汚し”することになりますので辛くもありました。


なお、”女将さん”はフェイスブックとブログをされています。公式ブログは以下の通りです。(千年松 オフィシャルブログ

海水露天風呂20
そして最後になって”Xさん”がシミジミこう言われました。


「じゅんさん、今年はじゅんさんにとっては大変な年でしたねーー。今日このお店にご招待したのは、先日のお礼という意味でもありますが、本音はじゅんさんに気分転換と骨休めをして頂きたかったんです」


「このお店には、”露天風呂”があります。来島海峡を見渡しながら、その”露天風呂”で一年の疲れを癒やして下さい」っと。

来島露天風呂21
この”来島露天風呂”は海水を温めた”海水風呂”です。この時、風呂にはワタシしかいませんでしたから、画像に収めました。


顔を洗うとしょっぱいんです。”Xさん”はワタシのブログを読んで頂いていますから、妻のこともご存知です。


余りのありがたさに・・・・ワタシ一人で風呂で泣きました。あのしょっぱさは海水風呂のしょっぱさだったのか?ワタシの涙のしょっぱさだったのか?

峠から24
確かに、ワタシにとっては一生に一度という年でした。


危機でもありました。でも家族を初め、実に多くの方々に支えて頂きました。ワタシのような者が、ここまで皆様にしていただいていいのだろうか?自問自答を繰り返した年でもありました。


来年は、”この穏やかな瀬戸の海の様に凪(な)いだ”(波風がたたない状態)状態に、ぜひしたいものです。”Xさん”本当に”お心尽しの宴”をありがとうございました。


そしてワタシのこのブログを見ていただいている”全ての皆様”、今年も本当にお世話になりました。助けて頂き、ありがとうございました


皆様に於かれましては「良いお年をお迎えください」、そう心より祈念して今年のブログ記事の最後といたします。





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贅沢の極み

じゅんさん、おはようございます。昨日からの〜写メで、圧倒されて今日の記事は❓と、興味津々で〜読んでいましたが、豪快な料理 「 蓬莱焼き 」材料の下に敷かれた石が、温かいままで頂ける有り難い作用なんですね。村上水軍直伝でしょうか。今日も、鯛君と海老ちゃんの言葉を理解されて〜美味しく頂きましたね。Xさんの計らいで、しょっぱいお風呂とは〜なんとも言えない気分になった事でしょう。じゅんさんにとって、激動の一年となった2015年も、今日で〆です。家族4人で、迎えられる2016年〜良い年を迎えられます様に、今年はありがとうございました。

お世話に

むらちん様
今年は、最後の最後迄お世話になりました。特に、妻が入院して以降の心のこもった励ましに助けられました。

お陰様で今日高松から息子が帰ってきますので、家族揃っての年末年始を迎えることが出来ます。夢のような事が実現出来ましたのも、むらちんさんをはじめ、多くの方の支えのお陰です。

xさん心尽しのもてなしは、今年を象徴する出来事でしたので、年末にご紹介しました。
どうか、よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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