「再訪 394 ヤツゲ亭で読女さんと忘年会」・「愛媛グルメ紀行」 1,034

今日は天山町から、昨年10月15日に南久米町に”移転開店”された”ヤツゲ亭”さんの5度目のご紹介です。短期間に5度ご紹介する訳ですから、如何にワタシが気に入っているお店か!っという事がお分かりだと思います。


この日は親友”読女”さんと、”二人忘年会”をしました。実際にこのお店をお訪ねしたのは、昨年12月7日でした。


今年はワタシにとっては一大事という年で、食も細り疲れ切っていた時に、読女さんから「じゅんさん、ヤツゲ亭からいいアンコウが入ったって連絡もらったから行こ!」っと声を掛けて頂きました。

あん肝と海老
そこで最近お気に入りの”ヤツゲ亭”で、初めて経験します”あんこう料理”に舌鼓を打つことにしました。


この画像の料理が一番最初に出されました。これは”あん肝とサイマキ海老の旨煮”です。しょっぱなから、店主さん兼板長さんの”やっちゃん”の心意気を見せて頂きました。

あん肝2
この画像が、かの有名な”あん肝”です。実は今までに、一度だけ”あん肝”に近しい”ハギ肝”をいただいたことがあります。


それはワタシの唯一の今治のお客さん”Xさん”に招待されて行った、今治市石井町1丁目にある”遊魚菜 平翁(ひらお)”さんでした。(今日で通算2,000号!  「遊魚菜 平翁(ひらお)」・「愛媛グルメ紀行」 883


この”Xさん”には年末の30日と31日にアップした、”今治 大島  千年松”にもご招待して頂いています。ワタシにとっては、”今治の魚”の旨さをとことん教えていただいた大恩人です。(「今治 大島  千年松(前)」・「愛媛グルメ紀行」 1,027)・(「今治 大島  千年松(後)」・「愛媛グルメ紀行」 1,028


もちろん”あん肝”のネットリした濃厚な味を、とことん味あわせて頂きました。

春菊と海老3
こちらの画像は”あん肝”と一緒に供せられた”春菊とサイマキ海老の旨煮”です。


これが結構濃厚に味付けされていました。


恐らく、普通に淡く味付けすると、超濃厚な”あん肝”に負けてしまうと考えられたのではないかと思います。”あん肝”に位負けしないだけの味に仕上がっていました。

今治のうに
さて今回も、店主さん兼板長さんの拘りの品、”今治の雲丹”が出されました。前回は紫雲丹、今回は黒雲丹だそうです。


しかも今まで食べさせていただいた”今治の雲丹”の供し方を、一捻(ひとひねり)りされたのでしょう。


今までは、たった今”雲丹の殻”から取り出したばかり!っという状態で供していただきましたが、今回はそれに一仕事されていました。店主さん兼板長さんの、”心憎いばかりの技”に酔い痴れました。

アンコウの唐揚げ5
そしてこの画像が”あんこうの唐揚げ”です。初めていただきました。


実はこのお料理、この日一番のお気に入りです!!!


鶏の唐揚げ”のような淡白さとはまるで違う世界が、この”あんこうの唐揚げ”でした。”あんこう”自体に味がありますから、その”蒸せるような旨さ”加減に声を失いました。””が一気にすすみました。


あんこう”の旬は、””が肥大化する11月~2月です。”旬の中の旬”の時期に食べたのですから、そりゃあ旨いに決まっています。

鍋に入れる生のあん肝6
さてこの画像は、”あんこう鍋”に入れる”生のあん肝”です。先ず、”生のあん肝”を見たことはある方は少ないのではないでしょうか?


ワタシも既に、延べ1,000軒を超えるお店をお訪ねしていますが、”生のあん肝”を目にしたのは初めてです。


しかし、”読女”さんからは、

「この俺様が知らないんだから世の中の大半の人も知らないはずって本気で思ってんの?少なくともわたしのまわりでアンコウを食べたことないって人は爺ぐらいのもんよ。ガハハハハ」と、笑われました。この人にはワタシ、全く”頭が上がりません”。


あんこう”という魚は、テレビなどではご覧になった方が多いと思いますが、随分にグロテスクな風体をしています。ところがこの”あんこう”は、捨てる部位のない魚です。皮だってヒレだってエラだって全部”あんこう鍋”の材料になります。

あんこう鍋7
さてこの画像が、今日のコースのメインを張ります”あんこう鍋”です。


よく”あんこう鍋”のことを説明するのに、”あんこうの七つ道具”という言葉が使われますが、身肉、頬肉等の他に、皮、水袋(胃)、キモ(肝臓)、ヌノ(卵巣)、えら、トモ(ヒレ)という部位を言うそうで、これらがこの鍋に全部入っています。


それに旬の香り野菜”春菊”などを合わせて、そこに”胡麻”をたっぷり振り掛けます。そりゃあ精力がつくのも当然でしょう。

あんこう鍋の中身
先ほど”あんこうの七つ道具”と言う話をしましたが、この画像はその”七つ道具”の中の”トモ(ヒレ)”でしょうか。


独特の”ゼラチン質”を味わえます。もちろん、初めていただきました。


そりゃあ””がすすみますよ。翌日”二日酔い”に苦しめられることは分かっているのですが、ついつい杯を重ねることになります。

あんこう鍋と稲庭うどん9
とうとう”あんこう鍋”のコースも〆に近づいてきました。”鍋料理”の〆に”麺類”は定番でしょう。


例えば”テールスープ鍋”の〆は”ラーメン”ですし、”寄せ鍋”や””鶏の水炊き”などの〆は”うどん”でしょう。


ところがこのお店の店主さん兼板長さんの”やっちゃん”は、この”あんこう鍋”の〆に”稲庭うどん”を用意されていました。〆に”稲庭うどん”は初めての経験です。オレンジ色の肝油が溶け出した絶品スープにさっとくぐらせて頂きました。

ごま豆腐10
さあて、画像はデザートの前に出された”胡麻豆腐”です。なお、デザートは””でした。


実はこの辺りから、意識が朦朧(もうろう)としてきていました。


持つべきものは友”です。心許して裸に、意識無防備になれるからトコトン酔っぱらえるのです。今回の”妻の入院”によるワタシの心の負担は、”読女”さんの支えなしには乗り越えられなかったと思います。

炙ったへしこ11
最後の最後に、まだ飲み足りず”炙ったへしこ”を出してもらいました。
へしこ”は、若狭名物の”鯖の糠味噌漬け”です。


実は前回”読女”さんと飲んだ時、この”へしこ”の酒の肴としての威力を知らされて、その時、店主さん兼板長さんの”やっちゃんのご好意で”へしこ”を一匹分丸ごと家での晩酌用にといただきました。(「再訪 367 ヤツゲ亭」・「愛媛グルメ紀行」 997


この”へしこ”は、ある種”悪魔の酒の肴”です。小さい切り身で、酒が幾らでも飲めるのです。昔風な表現で言いますと、”へしこ”を肴に飲みますと、二級酒が特級酒になってしまうんです。


かくして、”へしこ”を肴に、”読女”さんとの夜は更けて行きました。





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あんこうづくし

じゅんさん、おはようございます。さてさて、読女さんとの〜待望の 「 あんこうによる、二人忘年会 」ですね。いやぁ〜写メのあんこうの数々、恐れ入りました。あん肝旨そう ( 旨いに、違いない。) あんこうのから揚げも、そそられるし〜写メを観て、こんな感じだから〜目の当たりにしたら、卒倒するかも❓ しかし、読女さんは〜本当に、男前で〜姉御肌のきっぷのいい方ですね。この日も、勿論じゅんさんは〜数々の料理に、舌鼓を打ち〜しこたま日本酒を召し上がり、次の日は、頭が痛い二日酔いになった事でしょう。( なる気持ち〜よく分かりますね。) お疲れ様でした。

そうなんです

むらちん様
私は アンコウ初めてでした。もちろん、あん肝も初めてでした。
そりゃあ旨かったですよ〜!特に、アンコウの唐揚げと生あん肝が絶品でした。

読女さんには、精神的に支えて頂いただけでなく、こう言う食の問題でも具体的に助けて貰いましたね〜!
書かれた通り、超男前で親分肌の人なので心強い親友ですよ。二日酔いには苦しめられましたが。^_^

酔っ払うとつい本音が…ごめんなさいね(笑)

出される物全てに「キャーこんなの初めて~♡」ってきゃぴきゃぴする女子高生みたいなじゅんさんと食べた久しぶりのアンコウ、格別に美味しかったです。
口福な時間をありがとうございました。

寒いから風邪ひかないように気を付けて下さいね♪  

こちらこそ

読女様

あの夜は、こちらこそ、幸せな時間を過ごさせてもらって、ありがたかったって思っています。
あんこう料理なんて初めてだったので、何もかも初めてづくしで驚き感動の連続でした。
これも読女さんのお陰です。
しかも、本音で言ってくれる貴重な人なんですから、これからも「本音」でよろしくお願いします。
コメントありがとうございました。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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