「再訪 403 本格風味中国料理 寿慶(じゅうけい)」・「愛媛グルメ紀行」 1,043

今日は、県道40号線(県道松山東部環状線)沿いの北久米町にある中国料理店”本格風味中国料理 寿慶(じゅうけい)”さんの二度目のご紹介です。


最初にご紹介したのは、2013年7月4日のことでしたから、実に2年半前のことでした。(「本格風味中国料理 寿慶(じゅうけい)」・「愛媛グルメ紀行」 552


このお店がある道は、自宅と会社をつなぐ道路沿いにありますので、ほぼ毎日に近い位通ります。でも通るのは、決まって朝夕の時間帯です。

玄関1
これが県道40号線(県道松山東部環状線)沿いにある、お店の玄関です。


普通に車で通っていたら、先ず通り越してしまうと思います。


このお店は、通りがかりに何気なくフラッと寄るというお店ではないでしょう。

店内2
このお店の、”超個性的”な店主さんの生き様に惚れたお客さん、健康志向が強いお客さん、そしてお店には行かないけど出前で注文しているお客さんの3通りのお客さんが集うお店だと思います。


3年余り前までは、営業中を示す”暖簾”すら揚げておられないお店で、言わば”出前専門”のお店でした。今でも、売上の大半は出前でしょう。

配達中
この画像の奥にある「只今 配達中」というステッカーが、このお店の”立ち位置”を示していると思います。


もちろん”出前”というのも、飲食業に於いては大きな社会的意義があると思います。


ただワタシはこのお店のお料理の味が飛び抜けているだとか、どなたに対しても自信をもってお勧めするという意味で、このお店を再び採り上げた訳ではありません。

メニュー4
なお注文したのは、この当時”体が野菜炒めを欲していた”ので、迷わず”このお店の野菜炒め”を注文しました。お値段内税で900円。それに極小ライスのお値段が50円なので、トータルで950円です。


お値段を重視するなら、このお店には来ていません。


ワタシはこのお店の、”強力なキャラクター”をお持ちの”店主”さんに再会したいと思ったからお訪ねしたのです。

野菜炒めとスープ5
これがこのお店の”野菜炒め”と、特別に頼んだ”極小ライス”です。画像の左下にある”スープ”は、標準で付いているものではありません。


初めてこのお店をお訪ねした時の話をワタシが店主さんにして、ある価値観を共有できると店主さんがワタシを見て頂いた結果、「ナンもないけど、せめて”特性スープ”飲んでみてください。私が一日2時間余り、山を歩いて採った”薬草”を抽出した”スープ”なんです!」っと、サービスで出された”スープ”付きでした。


「私は台湾で料理修行した時に、”医食同源”という、中国の庶民の日常生活に接しました。日本に帰ってきて自分のお店を持った時、台湾で教わった”医食同源”という考え方に立ったお料理と、日本の方が食べている”中華料理”との中間の世界を目指しました」っと、店主さん。

野菜炒め6
「その結果が、一日二時間余りの”山歩き”です。この近辺の山を歩いていますと、貴重な”薬草類”が実に豊富にあることに気が付きました」っと店主さん。


「山で採取した”薬草類”を、ウチで出すお料理に活かしたい。そしてウチのお料理を食べて頂いたお客さんの健康を少しでも改善したい!これが私の”料理観”とでも言いましょうか・・・・」、っとシミジミ語られる店主さん。


「私みたいな馬鹿が一人くらいいたって、いいでしょう~お客さん!」


「店主さん、仰る通りだと思いますよ。お店の料理観は百人百通りでしょうけど、自分の進むべき道をキチンと持っておられるということが素晴らしいと思います。人がどう言おうが関係ないじゃないですか!」っとワタシ。

野菜炒め7
こちらが”このお店の野菜炒め”です。わざわざ”このお店の”と断り書きをしたのは、この画像を御覧ください。


ワタシ最近”野菜炒め”というお料理に凝っていまして、これまで何店かのお店で”野菜炒め”をいただいてきました。でも今までの中で、”野菜炒め卵とじ”という調理法は初めて出会いました。


「店主さん、この野菜炒めは”卵とじ”になっていますね!初めて目にしました」っとワタシが問いかけました。


すると、「ええ、”卵とじ”にしたのにはそれなりの理由があります。野菜を油で炒めますね。あ、ウチは植物性の油しか使っていませんが。その油で炒めた時、野菜から水分が出ます。それを捨ててしまうのが普通のお店。ウチはそれを”卵とじ”にすることで、野菜の養分を逃がしていないんです!野菜炒めは、野菜の養分を食べるための料理なんです!」っと店主さん。

スープ8
「お客さん、ウチの料理を分かっていただいているようなので、何もないですが、せめてワタシが採取した”薬草”から抽出した”スープ”を召し上がって下さい」っと言って出されたスープが画像のそれです。


このお店に初めてお訪ねした時も、実は”自慢の薬草を何種も抽出したスープ”というものを特別に出して頂きました。


「ウチのお客さんは、体調を崩した時、食欲を失くした時、<あの”薬草スープ”を飲ませてくれ!>ってお店に来ていただきます。そして、コレを飲まれたお客さんが一様に仰るのが、消化が良くなった!胃もたれがしなくなった!などという声です」っと店主さん。

ウコン9
「その”薬草スープ”には、この”名葛根(かっこん)”が入っています。」と言って出されたのがこの画像です。


「え?”名葛根(かっこん)”って聞いたことはあるのですが、これが”名葛根(かっこん)”ですか?これは元々は何なんですか?」っとワタシ。


「ええこれは””(クズ)が、地中に根を張っていますが、地上から概ね1.5mまでを採取して乾燥したもので、それを”名葛根(かっこん)”と言います。1.5mより先に伸びる根を乾燥させて粉にしたものが”葛粉”(くずこ)なんです」っと。


「”名葛根”(かっこん)は、発汗作用・鎮痛作用があるとか言われるんですが、風邪や胃腸不良(下痢)の時に効くんですよ」っと店主さん。(この人は、”漢方医”なのか???)「畑寺の山で、幾らでも採れます」っと店主さん。

クコの実10
「そしてお客さん、コレは何だと思いますか?」っと店主さん。ワタシはたちまち???????状態です。


それが”クコの実”なんです。これも薬草です。山で採ってきた”クコの実”は、このように冷凍しておくと年中使えます。その”薬草スープ”に入れて飲んでみて下さい」っと。


「血圧や血糖の低下作用、抗脂肪肝作用などがあると言われています。ワタシは、食を通してお客さんの健康維持に少しでもお役に立ちたいと思っているんですよ!」っと店主さん。


いやはや、中々に”奥の深いお店”ですよ。



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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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