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<母を看取る②>

カテーテルの検査や、緊急の処置が終わり、主治医から再び説明を受けたのは、その日の午後のことです。

母の心臓の鼓動を、ディスプレイを通じて動画の状態で見ながら主治医の説明を聞きました。

「手術をして、心臓動脈のバイパスの処置などは可能です。ただ、心臓が回復しても腎臓が完全に機能を失っていますので、その後ずっと人工透析の治療が必要です」

「当面お母さんお体力の回復状況を見ながら判断することにししてはどうかと思います。今は肺の機能が極端に落ちていますので酸素濃度100%の人工呼吸器に頼っている状態です」

説明を受けた後、集中治療室の母を見ました。

86歳も半ばを越えた母です。

口には人工呼吸器が取り付けられ、規則的に呼吸を続けています。

体中に10本に余る点滴用の管をつけられベッドで意識のない状態で横たわっています。

手足を見ると、ベッドに拘束されていました。

看護師さんの説明によると、人工呼吸器の装着は本人には強いストレスとなり、無意識に呼吸器を外そうとするので拘束せざるを得ないということでした。

時折顔をしかめて苦痛の表情をしますが、人工呼吸器が口に入っているので声は全く出せません。

まんじりとも出来ない夜が過ぎました。



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じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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