「キッチンボルガノ」 真っ当な「B級グルメ店」⑰

今日から再び”真っ当な「B級グルメ店」シリーズ”を再開します。

再開の一番バッターとして、松山のオフィス街の真っ只中にある老舗の洋食屋さんをご紹介します。

場所は、二番町三丁目。松山地方裁判所から千舟町方面に向けて南に下る道筋、二番町通りとの交差点付近です。

その洋食屋さんは、道路の東側にある「村上ビル」の1階にあります”キッチンボルガノ”さんです。

開業は1974年といいますから、今年でもう37年になります。

このお店の道路を挟んだ西側に、今はもう消滅してしまった”東邦相互銀行本店”がありました。

創業者一族の経営が傾き、その当時”日本の再建王”と呼ばれていた「来島ドック」の坪内翁に再建が委ねられました。

その再建の過程、そして再び経営不振になり、ついには地元地銀の雄である「伊予銀行」に吸収合併されて消滅していくドタバタを全て見てきたお店です。ボルガノ玄関   松山のビジネス戦線の悲喜劇を身近なところから見つめながら、ただひたすら”ハンバーグのネタ”を仕込んで37年。

マスターも来年は還暦を迎えるとか。

近所に45年続いた喫茶店があって、そのお店が最近閉店したので、”キッチンボルガノ”がこの界隈では老舗中の老舗になりりました。

マスターは言います。

「せめて、あの店の45年の歴史は超えたい」と。ボルガノ店内縮小   これが店内風景。

Uの字のカウンターだけのお店です。

マスターが調理したものを、お客様にすばやく出せるにはこの広さが限界だとか。ハンバーグランチ1縮小   そしてこれがこのお店の名物・定番料理”特性ハンバーグランチ”です。

というより、お昼時は、この特性ハンバーグランチしか出しません。お値段は800円。

お昼のランチのお値段としてはいささか高いようにも思いますが、なにしろオフィス街の中心部にお店はあります。

地価が下がりつつあるといっても、場所代を考えれば妥当なお値段。ハンバーグランチ2縮小   さて、ご自慢のハンバーグのお味です。

昼間はこのメニューだけを出し続けて37年間保てているお店の味です。

ハンバーグのとろけるような柔らかさと、ジューシーな肉汁が口の中でとろけます。

玉ねぎの輪切りの中に納まった目玉焼き、付け合せのケチャップ味スパゲティも定番です。

「あのなー、ハンバーグの仕込みの”コネ”が大変なのヨー」

「全身を使ってミンチをこねてこねて、あの柔らか味が出るの。これができんなったら店は閉めルンヨ」

いやいや、2代に渡って通ってきているお客様がいるんです。

「もっとがんばって」と拍手を送りたくなるお店です。


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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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