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城川町田穂の「実盛送り」

今日は、先月26日に西予市城川町の”田穂・魚成地区”(たお・うおなし)で行われた”実盛送り”の光景をお届けします。


父と食事をするために、今は月に2回田舎に帰っています。


丁度、実家に帰る途中で出くわした光景です。

伝統全景3   これは、この地区で300年以上続いている伝統行事の一つです。

翌日の愛媛新聞にも写真付きで記事が掲載されていました。


多分取材に来られていたのでしょう。

伝統採用4   昨日アップした、”日本の棚田100選”の中の、”堂の坂棚田”(どうのさこたなだ)の直ぐ近くの”茶堂”で、”念仏踊り”が奉納されていました。


人々の生活は、自然環境と同化するように、稲の生育や収穫と深く結びついた伝統行事が様々に残っています。


その担い手不足は、各地区で深刻に進んでいますが、隣の集落と協力し合う形で、皆さんが伝統行事の保存に努められているのです。

実盛5   ”茶堂”の中心にいるのが”斎藤別当実盛”の人形です。


斎藤実盛”は平安末期の武将で、越前国の出だと伝えられています。


後に武蔵国長井庄(今の埼玉県熊谷市)を本拠にして活躍しましたが、最後は木曽義仲の配下の武将に討ち取られました。

実盛後ろから8   その不運の武将をなぜ、愛媛の地の城川の農民が祈るのか?


伝説では、戦いに敗れ倒れ果てた後に実盛は稲を食い荒らす害虫(稲虫)となったと伝えられています。


一般にいう”ウンカ”になったと信じられてきました。

ですから、田植えが終った時期の、全国各地の農民たちは”斎藤別当実盛”の霊を慰めるために、様々な形で”実盛送り”の行事を”虫送り=害虫退散と五穀豊穣を祈る行事とし、今に伝えているのです。

実盛アップ7   以前にも書きましたが、日本は”八百万(やおよろず)”に神が宿ると考え、それぞれの神に祈り、神を祭ってきました。

その素朴な信仰は、特に自然環境に中で生きてきた農民にとっては身近なところで生きているのです。


老いも若きもありません。


村々の人たちが集い、地区内を”実盛の人形”を抱えて祈り舞い、太鼓を鳴らして田の畦道を練り歩きます。

カメラマン7   その”念仏踊り”を見守り、盛んにシャッターを切るカメラマンの数の、マア多いこと。

こんな田舎に、一眼レフの重い機材を抱えたカメラマンたちが、”実盛送り”の一行を狙います。


いい画像を捉えることができたでしょうか。


田舎は、これから本格的な夏を迎えます。



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じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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