「久留米ラーメン 光屋(みつや)」・「愛媛グルメ紀行」 140

今日から4日間、”豚骨ラーメン”について考えてみたいと思います。


その動機は、このシリーズで採り上げた”久留米ラーメン松山分校”さんで、ラーメンのスープの”獣の匂い”が強すぎて飲みきれなかった経験からきています。


<注>今までは”獣の匂い”という表現は避けてきましたが、調べてみますと”久留米ラーメンスープ”の特徴は”獣の匂い”だと、調べた様々な媒体に表記してあります。そこで、ワタシも否定的な表現としてではなく、久留米ラーメンの豚骨スープの特色を表す表現としてそれを使用することにしました。


”大好き人間で、もちろん”ラーメン”も大の好物。


ですから、出されたスープを飲めなかった経験など”皆無”であったワタシが、一口、口に含んだだけで「あああアアア・・・これは・・・・飲めない・・・」と残してしまいました。


余りのショックに、色々考えさせられました。


そこで、スープが飲めなかった理由は、”久留米ラーメン松山分校”さんのスープが理由なのか、それとも”久留米ラーメン”のスープ一般がそうなのか、確かめてみたくなりました。


そこで、今年で開店3年目を迎えようとしている、今評判の”久留米ラーメン 光屋(みつや)”さんを訪ねました。


場所は、今治市の常磐町通りの中ほどにあります。

玄関1   既に開店後3年を経過していますから、一時的な人気なら、ボチボチお客さんの数も落ち着いていていい頃です。


それが証拠に、このお店からそう遠くない同じ通りに、”博多ラーメン”がウリモノの”一興”さんがあり、この地域では豚骨ラーメンの大先輩です。


開店後しばらくは、今治で行列が出来る店として有名でした。



でも、今は一時の喧騒をよそに、すっかり落ち着いています。


それに比べて、”久留米ラーメン 光屋(みつや)”さんは、昼時に車で行くと、お店の駐車場に入れず、表の”常磐町通り”で入店を待っている車を見かけます。

厨房2   これが、このお店の”厨房”の様子です。


厨房内は活気に満ち溢れていました。


メニューの中心は、やはり”豚骨ラーメン”である”久留米ラーメン”が中心です。


メニューの最後に”今治ラーメン”もありましたが、”久留米ラーメン”の”スープの”を確かめたくて来たのですから・・・・

客席3   客席の8割が男性客。


後から女性客が数組入ってきましたが、彼女たちは例外なくアッサリ味スープの”今治ラーメン”を注文していました。

メニュー4   メニューは至ってシンプル。

とにかく自慢の”久留米ラーメン”で勝負!という感じです。


ところで、”豚骨ラーメン”の起源とその伝搬(でんぱん=伝わること)です。


各説がありますが、”久留米ラーメン”が”豚骨ラーメン”の”元祖”であることは確かなようです。


昭和12年、屋台でスタートした”南京千両”の主人、宮本氏が横浜の南京町や東京で”支那そば”を研究し、出身地の”長崎ちゃんぽん”のスープをヒントに、今日の”豚骨スープ”を作ったと言われています。


この”豚骨ラーメン”が、熊本と福岡博多に伝わり、それぞれ”熊本ラーメン”と”博多ラーメン”として広がっていきます。


”博多ラーメン”として話題を集めたことが、その後”豚骨ラーメン”を全国に広めることになります。


明日は、”熊本ラーメン”を、明後日は”博多ラーメン”を採り上げます。

ラーメン上5   こんなに前置きが長いと、せっかくの”ラーメン”が伸びてしまいそうなので、早速”久留米ラーメン”の”スープの味”という本題に入ります。


結論から書きます。”久留米ラーメン”のスープに、独特の”獣臭”があるのは、”久留米ラーメン松山分校”さんだからではありませんでした。


こちらの”久留米ラーメン 光屋(みつや)”さんのスープにも、あの”獣臭(けだものの臭さ)”が充満していました。


そもそも、この”独特の臭気”が”久留米ラーメン”そのものなのですから、好きな人にはたまらない味として根強いファンを持ち続けているのでしょう。


久留米ラーメンのスープの特徴は、九州の他のラーメンよりラードの量が多く濃厚。


豚骨を割って髄が出た状態で煮込むため、いわゆる「獣臭」が強い傾向にあるといわれます。


そこで、各地に広がっていく過程で、独特の匂いを避けるため様々な工夫を凝らすようになります。


その一例が、紅しょうがや「麻油(まーゆ)」と呼ばれる、熱した油で刻みニンニクを揚げて香り付けした油を振りかけたり、ニンニクを焦がした粉を振りかけるものもあります。

ラーメン6    ですから、この正統派の”久留米ラーメン”、ワタシには残念ながら食べきることが出来ませんでした。


スープをそっと避けながら、麺をすすります。


チャーシューも、何とかこなしました。


このお店には、匂いを和らげる紅ショウガなどもありましたが、無駄な抵抗はやめました。

残したスープ7   その結果がこれです。


ワタシには、”久留米ラーメン”を攻略することはできないという事実は確認できました。


そこで、”久留米ラーメン”から、独特に発達というか変化した”熊本ラーメン”のお店を明日ご紹介します。


熊本ラーメン”は、あの強烈な匂いにどう立ち向かったのか?


明日のワタシのチャレンジにご期待下さい。



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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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