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「中華飯店 鳳来」 ・「愛媛グルメ紀行」 164

今日は本町6丁目の、市内電車通りにある老舗の中華料理店”中華飯店 鳳来”さんをご紹介します。


場所は、本町通にある”フジ本町店”の南、電車の線路を挟んで向かい側には四国銀行松山本町支店があります。


お店には駐車場がなく、間口も狭いお店で、決して綺麗でお洒落というお店ではないので、ふらっと立ち寄るお店ではありません。


このお店の味を知っている近所の常連さんで支えられているお店です。

玄関1   これが本町通りからみたお店の玄関です。通りの東側にあります。


黄色い壁に赤い看板が唯一目だっていますね。


中国関係で”ホウライ”と聞けば、普通は”蓬莱山(ほうらいさん)”を思い浮かべます。


古代中国では東方の海に浮かぶ、不老不死の秘法を会得した仙人が住む島=蓬莱山として憧れられてきました。


それで、このお店の名前の由来はどういうところにあるのか?と興味を持ったのがお店に行った一番の動機です。


でも、店名の漢字をよく見ると、”蓬莱”ではなく”鳳来”でした。


”は中国の伝説の鳥で、おめでたいことの象徴です。単なる、ワタシの早とちりでした。


しかも昼時の中部はまるで戦闘状態、とてもノンビリと店名の由来をお尋ねする雰囲気ではありませんでした。

メニュー板2   厨房の上にはメニューを書いた板が吊るしてあります。


メニューは、至ってシンプル、どの中華料理店でも出しているメニューばかりで、このお店のオリジナルメニューとか、最近話題のメニューなどいとは無縁の世界です。


そして、店内は決して綺麗とはお世辞にも言えない。


店内は、料理人の男性一人と、お年を召したご婦人と、更にお年を召した男性の3人でやっています。


驚き感心するのは、その3人の無言の連係プレイです。

厨房3    厨房の中の料理人は、大きな中華鍋3個と揚げ物の鍋を前に、自在にそれらを操ります。


注文を聞いたおばさんが、伝票を書きながら注文を料理人に伝え、すぐさま大きなステンレスのテーブルの上に、注文された数だけの丼や大皿を並べます。


そして、素早く大鍋に麺を投入、大皿にはキャベツの千切りなどをセットしていきます。


その間に、料理人は揚げ物や炒め物、中華丼などへかける餡物(水溶き片栗粉を廻しかけた)などを同時並行で作っていきます。


その間、全く無言です。火力の強い火口を使いながら、あっという間に同時に3品程の注文をこなします。


厨房の中のおばさんは、鍋での出来上がりを横目で見ながら、丼にご飯をよそい、麺を別の丼に水切りして移します。


すかさず、そこに中華なべから野菜タップリのスープを注ぐと”チャンポン”の出来上がり。


隣の器には、中華なべで作った薄焼き卵を滑らせ、その上に餡を注ぎいれると”天津飯”の出来上がり。


出来上がった料理を、出前用はラップに包むと、待機していたおじさんが出前用の箱に入れて自転車で飛び出します。


おばさんは、スープなどを盆にセットし、料理を客席に運びます。


その間に、一部の無駄もありません。

定食4   ワタシは、”中華丼とエビ天”がセットになっている定食を注文しました。


お値段は600円、嬉しい値段ではありませんか。


中華スープと漬物付きです。


注文して10分間で出来上がりました。


店内はお昼時だったので、ほぼ満席です。皆、近時の顔見知りの常連客のようです。

中華丼5   こちらがメインの”中華丼”です。


タップリかかった中華餡の中には、具材としてイカ、玉ねぎ、白菜、ニンジン、タケノコ、長ネギ、豚バラ、シイタケ等が入っています。


味付けは、やや塩辛かったけど、許容限度です。


レンゲがスムースに往復して、見る見る間に平らげました。

エビ天アップ6   こちらは”エビ天”で、程よくフックラと揚がっています。


中身はプリプリの剥きエビ。


軽く揚がっているので、これもあっという間にお腹に収まりました。


お店の心地よいリズム感が、箸やレンゲをスムースに運ばせるのでしょう。


このお店は、全国で店舗展開しているナショナルチェーン店とは対極にあるお店ではないでしょうか。


立地条件も一流という訳ではない、駐車場もない、メニューも工夫されたり注目を集めている新メニューがあるわけでもない、若くて可愛いアルバイトさんがいるでもなし、お店だって決して清潔でピカピカに磨き上げられている風でもない、宣伝などしたことないし、支店だってあるわけではない。


ナショナルチェーン店に比べたらまるで”ナイナイ尽くし”のお店です。


それでも、この地に店を開いてもう36年~37年目。お店の人でさえ、開店年度を忘れるほど前のこと。


値段はもちろん消費税込み(「消費税の制度が始まる前から)、値段を変えたのはもう何年前だか忘れてしまったという。


こういう中華料理店が街のそこここにあってくれると嬉しいですね。


深く深く感謝して「ご馳走様でした」と御礼を言ってお店を後にしました。






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No title

これで600円!!!!!素晴らしい~。えび天おいしそう・・そして、その3人の連携プレーが目に浮かびます。いやー、そういうのってもう長年されてる本人たちはなんとも思わないのかも知れませんが、見てると気持ちいいですよね。
ちなみに私なぜか天津丼が苦手で・・・麺にかかった餡は良いのですがご飯に餡がかかってるのがどうも・・・皿うどんとかはかなり好物なんですけどねぇ。自分でも不思議。

プレゼント企画受け付けましたよー。ありがとうございます!

No title

Kaori様
早速の受付、どうもありがとうございました。
節目節目を大切にすること、この年でお恥ずかしいのですが、見習いたいと思いました。

こちらの、何の変哲もないブログにも目を通していただいて感謝感謝です。
Kaoriさんがアップされる素材は、グルメ関係であれ何であれ、そのカラフルさに目を見張ります。やはり、アメリカ西海岸が持っている色彩でしょうか。(でも、ドイツも綺麗でしたが)
そういう意味で、こちらの素材は地味ですねー、自分でもつくづく思います。

このボリュームで600円!?

素晴らしいコストパフォーマンスです。
本町通りは毎日のように通勤で通りますが、
カラフルな外観で、気にはなっていながらも未挑戦です。
どのメニューも安いし、うわー、行ってみたくなりました♪(*´∀`*人)

歴史がある。ボリュームがある。安さがある。
無言で動けるほど、年期も入ってる。
長く続くからには、その店には愛がある。

”ナイナイ尽くし”に見えて、実は”アルアル尽くし”かも~♪

なるほど

ジンゴズンゴ様
本当に「ナイナイ尽くしのお店」としてご紹介しましたが、確かにジンゴズンゴさんが言われるように「アルアル,有り余るお店」だからこそ、生き残ってきたいるのかも知れませんね。

新しい視点を指摘していただきありがとうございます。

有り余る程の資金と物資を投入しているナショナルチェーン店は、逆に必要なものがないのかも知れませんね。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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