大洲市「おはなはん通りなど」

今日は、大洲市を訪ねたときの画像をお届けします。


その第一弾は、”臥龍山荘”へ至る大洲市の観光ロード”おはなはん通り”を中心にご紹介しましょう。


今年の年初めに”大洲城”のことは3回に分けて採り上げました。


その時にも書きましたが、大洲は”肱川”が城のあたりで大きく湾曲していて、城の下あたりに古くから”川港”としての””があって、かつては”大津”と呼ばれていました。

観光地図1   大洲に始めて城主として入府したのは、1609年、脇坂安治(わきざか やすはる)ですが、彼が”大津”を”大洲”と改め、今日に至っています。


おはなはん通り”があるところは、国道56号線を宇和島方面に向い、”肱川橋”を渡って片原町交差点の1本手前を左折すると、大洲観光案内所がありますが、そこからすぐ近くです。


画像のような大きな観光案内地図がありますし、観光案内所で”町並みぶらり散策帖”という観光案内パンフレットもいただけます。

おはなはん通り2   この画像が”おはなはん通り”です。


”おはなはん”と言って分かる世代はもう少なくなりつつありますね。


おはなはん”は、NHKの朝の連続テレビの第6作目として、樫山文江さんを主役に、昭和41年4月から1年間放映され、当時記録的な視聴率をとった人気番組です。


原作者は随筆家の”林謙一”さん。


林さんのお母さんをモデルにした作品で、実際の舞台は徳島市でしたが、明治大正の面影を残している大洲市がロケ地に選ばれ、一躍”大洲市”の名前が全国に広がったのです。

おはなはん通り3   現在でも、通りには水路があり鯉やうぐいが泳いでいます。


通りの雰囲気も、明治大正時代の町並みがそのまま残り、全国的に見ても貴重な歴史遺産です。

吉元邸4   江戸時代には、この辺りがちょうど町家と武家屋敷の境であったそうで、肱川側が町家、この画像がある側が武家屋敷だったそうです。


この画像は”吉元邸”と言われる建物ですが、江戸時代には武家屋敷であったものを、大正時代に呉服商を営み財を成した当主が買い取り住居としたものです。


もちろん、現在も生活されています。

吉元邸正面5   この立派な門構えは、確かに武家屋敷の面影を今に残しています。


屋敷の中のお庭は贅を凝らしたもので、大洲市では初めてと言われる洋館も中に作られています。

水路6   この水路は、清流と言ってよく、江戸時代にもこの辺りに水路があったと言われています。


肱川の水を巧みに利用することで、生活が成り立っていたのは、江戸時代も現代も同じです。

古い路地7   この古い路地は、”臥龍山荘”に歩いて行く途中にある路地で、”明治の町並み”と呼ばれているところです。


狭いので車は通れません。


全国で、画一的な街づくりが進み、どこに行っても町の顔は同じ顔になってしまっている現代、この町並みは貴重ですし稀少です。

古い路地坂上から8   この通りを歩いていますと、板塀の合間合間から、そこで生活されている方々の話し声が聞こえます。


プライバシーがどうだ、という次元では生活されていません。


お隣の夕餉の支度が始まると、向こう三軒両隣の家々で、煮物を煮る香りが辺りに漂う、そういう街です。


愛媛には、まだこういう町並みが残っていて、しかも観光施設ではなく生きているのです。


うれしいではありませんか。



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”大津”から”大洲”

そういう由来があっての地名とは、知りませんでした。
じゅんさんは博学で、ホント勉強になります!
単に私がおバカなだけかも知れませんが…(^_^;)
おはなはん通りはこじんまりして可愛らしい場所ですよね♪
「生きている町並み」、素敵な文章にグっと来ました(*´ω`*)

大洲

ジンゴズンゴ様
大洲の由来は、司馬遼太郎さんの本で知りました。要は、ウケウリです。^^
でも、司馬遼太郎氏は大洲市を絶賛さてています。ワタシも、こういう時間の流れが周囲とは違う、ユックリと流れているような場所が好きです。

そして、こういう大洲という町を持つ愛媛が好きです。

一度「宇和島城の悲劇」をテーマで、このブログでも採り上げましたが、そういう歴史に埋もれた過去と現在の宇和島市を対比して見たりするのも好きです。
プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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