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「青しょう・らーめん」・「愛媛グルメ紀行」 197

今日は、東温市志津川にある”セブンスター重信店”の道路を挟んだ向い側にあるラーメン専門店の”青しょう”さんをご紹介しますよう。


実は、このお店の店主がワタシの郷里と同郷であることは知っていました。


それは、11月の下旬にお店の前を車で通ったとき、玄関の窓に、ワタシの郷里西予市野村町の最大イベント”乙亥大相撲”のポスターが張り出されているのを見たからです。


特に、今年は第160回の記念大会で、”横綱白鳳”が来るというので、野村の町は大いに盛り上がったそうです。


ワタシがお店にお伺いしたのは、12月に入ってからでしたので”乙亥大相撲”のポスターはありませんでした。

玄関1   こちらがお店の玄関です。

夜は居酒屋に変身しますが、昼間はれっきとした”らーめん専門店”です。


でも、どうみても店構えがそれらしくありません。”らーめん”と、青地に赤い文字で書いてありますが。


お店に入ると、「ああ、やはりらーめん専門店だ」と分かるのですが。


珍しい店名の由来は、店主の姓「青木」さんと、自分の名をとってつけられたもの。


話をお伺いすると、高校時代、ワタシの弟と同級生だったとか、奇遇でした。

店内2   店内には、店主と、中央に立っている若い男性と、後女性が一人の三人の陣容です。


特に、中央に立っている若い男性は、毎日”野村町”から片道2時間かけて通っているとか。


店主は元々、東京でイタリアン料理を30年間やっておられました。


ご家族の関係で郷里に帰り、一時は野村町でらーめん店を開店したのですが、なにしろ過疎の町。


お客さんが余りにいない事を知り、上林地区の山林など郷里に感じが似ているこの地にお店を出したということです。


開店してもう5年くらいになるとか、すっかりこの地で根付きました。


「30年間もイタリアン料理やっていて、なぜらーめん店なのですか?」と尋ねると


「こっちは田舎やけん、イタリアンでは客がいない思うてね、それでらーめんを」


「じゃあ、らーめんは独学?」


「ええ、独学です。でもイタリアンでもパスタとか小麦粉製品扱っていたから、料理の基本は変わらんのです」と。

メニュー3   さて、そこで”メニュー”です。


これが実にあっけにとられるくらいシンプル!


らーめんが4種類と、らーめんの具材を生かせた丼ものが2種類の、合計6種のメニューだけです。


メニューを絞り込むことは、原材料費コストを下げるという点では効果的ですが、余程、6種のメニューに自信が無いと出来ないことです。


東京で修行しただけあって、ラーメンスープは、”あっさり系醤油味”です。


幸いに、ワタシの好みとピッタリ合っています。

つけ麺上4   そこで注文したのは”醤油つけ麺”です。


お値段は、650円(内税です)


つけ汁は、鶏がらをベースに魚介系も加えて、あっさりしていますが味わい深い味にまとまっています。


つけ麺は、中太ストレート麺で、モチモチ感があって、つけ麺によく合う麺を使っています。


具材は、”東京ラーメン”の定番、シナチクとチャーシューと半熟卵、ほうれん草、それに海苔です。


東京ラーメンは、彩りを求めて”ほうれん草”をラーメンの具材としますが、四国ではあまり見かけない具材だと思います。

つけ麺5   さて、肝心のお味です。


先ず、つけ汁がいいですねー。スープとしての完成度が極めて高い。鶏がらと魚介系のバランスがいいのです。


そして、先ほども言った”もっちり麺”が、スープに良く絡んで、麺が美味しいスープを口に運んでくれます。


具材は、それぞれ丁重な下ごしらえがなされていて、さすがプロ35年の調理人の仕事です。


45日間の集中研修で十分とする、フランチャイズチェーン店とは調理に対する基本姿勢が違うのです。


自分の経験と技能を生かし、郷里のみなさんに”美味しいらーめん”を食べてもらいたいという一心で取り組んでおられます。


「こちらのフランチャイズチェーンの方が”流行って”いそうだから」


「いや、あちらのフランチャイズチェーン店のほうが”儲かりそう”だから」


更には、「こっちのチェーンのほうが”手っ取り早そう”」などどいう動機とは、まるで違うのです。

つけ汁6   ちゃんと、残った”つけ汁”を飲み干せるよう、”割りスープ”が予めポットに用意されています。


この辺りも、調理人の心遣いですね。


せっかく手間暇かけて作った、旨味の凝縮されたスープは最後まで飲んで欲しい、そういう気持ちです。


10時間とか、中には数日かけて鶏がらなどから抽出したスープは、そのままでは何の味もしません。


そのスープに、タレとして醤油や塩や、中には味噌などを加えることで、無味のスープに溶け込んでいる”イノシン酸”と”グルタミン酸”の旨味が一気に開花するのです。

完食7   手間と暇とコストと愛情を注ぎ込んだ”スープ”、割りスープを加えて全て飲み干したのは当然です。


中には、スープを全部飲むと塩分過多になるからスープは残すという方がいますが、「ヘン・・・そんなことを恐れていて・・・どうする?」と、嘯きながら、美味しく飲み干すのです。


弟と同級生という店主さんが「弟さんに会ったら謝って欲しい」と伝言されました。


「高校の時は、弟さんの才能に嫉妬して随分意地悪もしました。40年間謝っていないんです」と。


「分かりました、伝えましょう」と約束してお店を出ました。


爽やかな味でした、ご馳走様でした。





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プロフィール

じゅん

Author:じゅん
愛媛の松山から、「愛媛グルメ紀行」や「愛媛の歴史」など、幅広いテーマで情報発信しています。日曜日を除く毎日更新。画像も豊富。
長いサラリーマン生活に終止符を打ち、還暦をとうに過ぎた2014.12.1に起業して社長になりました。

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